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コミュニケーションの本質がいま呼び起こされる

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昨年よりTwitterを積極的に利用しているが、最近面白い言葉をTwitter上で見かけた。
元の言葉を正確に思い出せないが、こういうことだったと思う。「Twitterってインターネットが登場したときと通じるわくわく感がある」。
この言葉を聞いて共感を覚えるとともに、私がインターネットをはじめて見た頃のことが思い出された。

私がインターネットと出会ったのは、また電話回線で28.8kのモデムを使ってインターネットにつなげている95年頃だった。
当時はメールをやっている人もめずらしいような時世で、ウェブサイトも今のような豪華なサイトもなく、文字が主体のページばかりだった。

遠く離れた人とコミュニケーションとれるだけですごかった

当日はインターネットをやっている人は稀だったが、私の兄がインターネットを利用していているのを横からみていて、やりたくてしかたがなくなった記憶がある。
その理由として、Jリーグ開幕初期だったそのころ、私は東京に住んでいたが、大阪のチームを応援していた。ただでさえサッカーの扱いが小さい当時は、テレビや新聞では地元のチームしかとりあげられなかった。
その為情報が欠乏した残念な毎日をおくってた。
そんな環境で見つけたサッカー雑誌のウェブサイトは、自分にとってはとても貴重な存在だった。しかも編集部にメールが送れるようになっていたり、サッカーの話題を掲示板に書き込んで、情報を共有できるようになっていた。

思い出してみると、私が最初にインターネットに引きつけられたのはこのコミュニケーションの機能だった。遠くにいる人にリアルタイムでメッセージを送れるということがインターネットが魅力的に感じた最初の1つであった。
もちろん郵便という手段があるが、直接、リアルタイムで届くメールは当時の私には目を輝かせてしまうほど魅力的なものだった。

考えてみるとTwitterの楽しさの源泉はこのコミュニケーションの本質的なものを呼び起こしたところがあったのかもしれない

テレホタイムって知ってる?

もうひとつ触れておきたいのが、テレホタイム。実は当時はインターネットは普通の電話のように時間で課金されていた。その為、インターネットをやればやるほどお金がかかる仕組みになっていた。
そのような状況では、時間ばかり気になってだらだらインターネットをするなんてことはできない
しかし23時から朝8時までは定額で使い放題になる、「テレホーダイ」というサービスがあった。
当時インターネットを利用していた人たちはこの時間を待って、一斉にインターネットを始めるといったことが慣例だった。
そういったこともあって、逆にみんなが同じ時間にインターネットをしている状況が作り出され、ある意味へんな一体感みたいなものがあった。みんなオンラインにいるということは、リアルタイムチャットができるということ。
夜中から朝までウェブサイトのチャットやら、ICQといったインスタントメッセンジャーをみんな使ってリアルタイムな会話を楽しんでいた。
(いまはSkypeやらWindows Live Messengerが一般的だが、当時はICQというアプリを使っている人が多かった。メッセージが届くと、「カッコー」と音がなる愉快なアプリだった)
いま考えて見ると、いつも誰かしらいる状況が作り出されたのはテレホタイムがインターネット上のゴールデンタイムと化したことが理由で、時間が限られていることがまた、貴重な時間を過ごすようにみんなが楽しんでいた。

Twitterがインターネットの醍醐味を呼び起こす

リアルタイムで世界中の言葉が流れるTwitterには日々様々な出来事が起こる。そして同じことを考えている人を見つけては、メッセージを直接送ることができる。
この素晴らしさはインターネットの本当の意味での面白さを思い返させてくれる
自分のタイムラインを自分の好みの人のメッセージで埋めることもできるし、リスト機能で、例えばサッカー好きの人ばかりのタイムラインで埋めることもできる。

Twitterの魅力はなんなのだろうか。

リアルタイムにこだわった構造
Twitterはタイムラインに表示する人物はコントロールできるものの、並んでいる順番を最新順以外で並び替えることはできない。サービスの設計がリアルタイムな情報に価値を置いていることがわかる。これによって新しい情報が優先的に浮かび上がる。

誰にでもダイレクトに送れるメッセージ
宛先を指定して発言するリプライはフォローしてようがしていまいが、誰にでも送ることができる。しかもしっかりと認識してもらいやすい構造になっている。考えてみると携帯メールのSMSに近いものがある。それが公衆化されたような形だ。
(この自分に届くリプライの並び順も新着順である)

気に入った人をフォローできる
気に入った人をフォローして自分のタイムラインに流れるようにできる。
フォローした人のみが流れてくるのがキモ。

あげてみると至ってシンプルである。
しかしこのシンプルさがインターネットの面白さの本質を掘り起こしてくれたのではないか。そんな思いが巡っていく。
本来コミュニケーション自体シンプルなものである。誰かが伝えたいメッセージがあって、誰かが受けとって、それに答える。
インターネットが生まれたことによって、距離と時間の概念に与えた影響は大きい
いまではあまりにもニッチな趣味でも、同じ趣味の人間に出会うことはそう難しいことではないそういった特徴を加速することがこのTwitterというサービスなのかもしれない。

インターネットの醍醐味は時間と距離の障壁を取り払ったコミュニケーションにある

一方的な情報発信も確かにインターネットが可能にした素晴らしいものではあるが、やはりその情報を受け取った受信者が、どういった反応をするのかということもまた重要であり、一方的な情報はコミュニケーションではない
そのようなユーザーの反応がリアルタイムに発生し、しかもその反応が新たな反応を呼び出し、伝播していく。この広がりがいままでとは違うTwitterの面白い仕組みである。

また、人のコミュニケーションの限界の壁を大きく取り払ったのもインターネットであった。クローズドなSNSよりも、インターネットの大海に飛び出してコミュニケーションを可能とするTwitterがよりインターネットの本質に迫っているといえるのではないだろうか。(日本はまだまだユーザー数を伸ばす必要があるが)

Twitterは決して一時的な流行のたぐいではないと思う。インターネットの潜在能力を呼び起こすほどのインパクトがあり、インターネットが新たな段階に突入したといっても過言ではないと思えてくる。

もちろんTwitterを超えるものが今後は出てくるかもしれない。ただ、現時点では少なくとも私には、これを超える仕組みをイメージすることはできない

メディアが一方的に情報をコントロールして発信できる時代はTwitterが登場したことで加速度的に終わりに近づいているのではないかと考えられる。
ユーザーを無視した報道は不可能になるし、企業もユーザーとのコミュニケーションを無視したプロモーションを展開することは難しい時代に突入するだろう。
インターネットの本質はコミュニケーションではないか。そんなことを本当の意味で思い出させてくれた。

Twitter初心者が最初に読むときっと役立つまとめ ちょっと複雑なので公式RT(リツイート)に関して調べてみた

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